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中世の薬草♪

個人的に興味のある中世の薬草を、こちらでご紹介します。個人メモかも?

十字架に使われたヤドリギ

面白いことに、ヤドリギはもともとはちゃんとした独立した樹だったのだが、キリストを磔にした十字架に使われて、そのことを恥じ、身を縮めているうちに独り立ちできず寄生するようになったという伝説があるそうだ。

なんとも人間的なヤドリギである。

キリストが背負った十字架が実際にどんな木だったかは、オークやポプラなど数種類の名前が挙がっているが、特定できないらしい。

ドルイドの儀式

ケルト民族のドルイド僧が行う儀式にヤドリギは重要な役目を果たした。

ドルイドが黄金の鎌を持って、神木であるオークの木に宿ったヤドリギを切り落とす。

下には実を受ける布が敷かれる。

この実をお守りにする。

ヤドリギはオークの木にはめったに宿らないので、いっそう神秘的な扱いをうけるという。

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ヤドリギの漿果

漿果は透き通った真珠みたいな粒で、それが細い枝の根元に固まっている様はなんとも一言えず神秘的である。

落葉した木に寄生しているセイヨウヤドリギをドイツで見るのは珍しくない。

別名「魔女のホウキ」という。

よくクリスマスツリーの飾りに使われる。

ヤドリギが飾られたクリスマスツリーの下に立っている女性にはキスしてもいいという習慣が、今もある。

多くの実をつけるので、多産と豊穣のシンボルとして崇められていることに由来するのだろう。

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ヤドリギ

ハシバミは人間の生活に密着した領域で力を発揮しているので、親しみがある。

だが、セイヨウヤドリギとなると神秘的な力が加わり、畏怖の念に近いものを感じさせる。

ヤドリギは不思議な植物である。

名前からわかるように、他の木に寄生してしか生きられない。

しかも、種子はその実を食べた烏の糞によってのみ運ばれる。

漿果はネバネバしていて、鳥モチになり、血圧を下げる効果もある。

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ハシバミとシンデレラ

灰かぶり(シンデレラ) は、旅に出る父から土産は何がいいかと聞かれて、帰り道で最初に帽子に当たつた木の枝が欲しいとお願いする。

それがハシバミの枝だった。

灰かぶりはそれを母の墓に植える。

すると、この木に小鳥がやってきて、灰かぶりに靴やドレスを運んできてくれる。

そのおかげで灰かぶりは城の舞踏会に行くことができ、王子と結婚し、幸せになる。

ハシバミとマリア

グリム童話にこんな話がある。

幼子イエスが昼寝をしている問、母のマリアがイチゴを摘みに森へ出かけた。

すると、草の中から恐ろしいヤマカガシ(蛇)が飛び出した。

急いで逃げたが、後を追ってくる。

そこで、マリアはそばのハシバミの薮にじっと隠れていた。

すると、蛇はいなくなってしまった。

マリアは「このハシバミが私を守ってくれたように、これからもハシバミがずっと人間を守ってくれますように」と言った。

それ以来、ハシバミの緑の枝は、蛇や地面を這うものを除けるお守りになったという。

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ハシバミ

草だけでなく、樹木も魔除けの力をもっている。

たとえば、カバノキ科のセイヨウハシバミは魔力のある木としてよく知られている。

この木のもつ不思議なカはいろいろなところで語られている。

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